これは一理あるかもしれませんが、通常の場合において人は、フィラーが出るときに〈、〉(読点)で言葉が途切れます。 それだけ聞き手にとっては、話の内容をくみ取りにくくなります。 端的にいえば、長文はわかりづらく、短文はわかりやすい。
15「比例します」(6字) 「えー、まっ、比例していくと、あのー、ということです」(22字) 6対22。
857• どうしたらこうした口癖を直せるのでしょうか?(写真:Sunrising/PIXTA) 9月6日に放送されたNHK「チコちゃんに叱られる!」で、「なぜ『えーと』と言ってしまう?」というお題が出ていました。
そうです。
2196• 「じー・じー」や「ばー・ばー」も出てきて、さいごは・・・? あかちゃんが発語をはじめる前の「あーあー」「ちゃーちゃー」などの言葉には、宝物がたくさん詰まっていますよね。 それはもう感動的な瞬間です。
165 最近のコメント. 作者の三浦太郎さんも、9年前、はじめて娘に「ぱ・ぱ」と呼ばれたとき、涙が出たそうですよ(あとがきより)。
998• 1258• 583• わが家の5歳と2歳に読んでみましたが、親が読み終えたあとも「かして」といって一人でめくっては、しあわせそうに声にだして読んでいます。
やさしい表情、動きのあるかわいらしい絵が、原初的な音と響き合って、赤ちゃんと一緒に心が躍ります。
言った本人もとくに恥ずかしいとは感じませんし、そもそも〈えー〉〈あー〉を言っている自覚すらない人も多いでしょう。
面接でこれが頻発する人は落とすという採用担当者もいるほどです。
442• 125• えー、……」と自己紹介をして、爆笑をかっさらう方がたくさんいらっしゃいます。
237• ある人の場合、なんと1分間に16回も出ていました。 995• 190• フィラー(filler)とは、「詰め物」「充填剤」「つなぎ」「緩衝材」といった意味を持つ英単語。 528• この作品が含まれるテーマ• 153• 638• 146• また、「えー、まっ、比例していくと、あのー……」と言われると、この先、話の内容はどこに向かっていくんだろうと、聞き手は一瞬思ってしまいます。
6「まっ、比例、ということです」の、それぞれの〈、〉で必ず止まります。
開口一番、「えー、私は」と言ったとしても、聞き手は「イヤ! こんな人」というほどの拒否感は持ちません。
1640• 1159• 1633• 1210• 1229• 2404• 463• 早口で言えば時間がかからないからすぐに理解してもらえるのではないか、と。
1264• 『あ・あ』と『あー・あー』、2冊一緒に親子で味わってみてくださいね。 177• 558• そもそも、スピーチや会議などで〈えー〉〈あー〉を頻発する人というのは、頼りなく見えますし、カッコ悪い。
4102• 417• そりゃそうですよね、〈えー〉は不要な言葉ですから。
496• 684• そもそも、フィラーも含めて早口で一文のように見せかけようとしても、聞き手の耳が追いつきません。
ですから、私が主催しているスピーチの講座にも、「私はすぐに〈えー〉と言ってしまうので、今日は絶対に〈えー〉と言わないように頑張ります。
495• デメリット1【話が長くなり、文意が複雑化する】 フィラーが入ると、その分だけ話が長くなり、文の構造が複雑化します。 114• 738• もちろん、雑談程度や短い時間で話すのであれば、まわりはそこまで気にしません。 だから早口で話したとしても、結局その分、時間がかかってしまいます。
12111• 373• 幼い子の「さいしょの言葉」が、心をふるわせるリズムでおさまっている。
本来は入れる意味もない、話し手が入れようという気もないのに、意に反して勝手に入ってしまう言葉です。
不要な語が散在しているので、余計わかりにくいということもあります。
じつは同時発売の『あ・あ』という絵本があるのですが、この2冊のあかちゃん絵本、じっさい読んでみると、意外なほど、すでに言葉が達者な幼児たちの心にもヒットします。 564• 「ふー・ふー」とおいしそうなものを冷ましたり、「ぷー・ぷー」とラッパをふいたり。 ちなみに、このようなスピーチや会話に頻出する〈えー〉や〈あー〉などの無意味な言葉を「フィラー(Filler)」といいます。
13884• 〈えー〉〈あー〉は人類普遍の問題 「えー、皆さん、こんにちは。
あかちゃんの顔がかわいいグリーンの絵本をひらくと、「めー・めー」ひつじさんが出てきて、次のページをめくると「もー・もー」と牛さん、「がー・がー」とあひるさんが出てきます。
225• 108• 307• のばす音が2つくりかえされて進んでいきます。
なんだか微笑ましく感じます。
とはいえ、より時間がかかることと、長いとフィラーが入る可能性が高まることは否めません。
「Fill」が「詰める」で、「er」は「するもの」を意味する接尾辞です。