つまりめっちゃ簡単に言えば「1950年の死者数は1949年の死者数の2倍だった」というだけのことです。 しかし、そのことを出典元が明示していないことも珍しくありません。
統計どころか無茶苦茶なウソ配分の資料使ったりする番組もあるし、本当に何を信じればいいのやら。
ですが、これは実態をどの程度性格に表しているのでしょうか。
オープンデータやビッグデータなど、IT化の進展とともにそれまで以上にさまざまな数字が扱われるようになっています。
また、最頻値とは最も頻繁に出現する値のことで、この場合は12人の給料、400万円です。 3,000万円という数字は、卒業生のうちでも住所がわかり、しかも所得を喜んで教えてくれるような人たちなのです。 裁量労働制で働く人には単なる労働時間を、一般労働者には「最長の残業時間」を尋ねた。
しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。
本書には、これら以外に「問題をすり替えていないか」「意味があるのか」といった「統計のウソ」の見破りかたが紹介されています。
また、むかしは『巨人の星』で描かれたようなスパルタ教育はさほど「虐待」と見なされることはなかったですが、現在だと星一徹は通報される可能性があります。
なんでもかんでもグラフにすればいいってもんではないですからね。 「統計学という秘密の言葉は、事実がものをいう社会では、人に訴える力が非常に大きいので、物ごとを評判にしたり、誇張したり、混乱させたり、また極度に単純化してしまうのによく利用されている」 「しかし、そういった言葉を正しく理解して使う人と、その言葉の意味がわかる人とがそろっていなければ、結果はナンセンスな言葉の遊びにすぎない」 あらゆる情報がデジタル化され、ウェブを介して飛び回る現代社会への警鐘かと思いきや、この一節は、1968年7月に刊行されたブルーバックス初期の名著、の前書きからの引用です。 個人的にもとてもいい企画だと思いますし、それぞれの取材内容は各社の戦略や姿勢もわかって興味深いものでした。
12ひとつは、これが「推定値」であることを忘れて、見てしまう人がいる。
よって目視で作りなおすと、以下のようなグラフとなりました。
この本では、統計でだます、統計でウソをつく方法を通して、ウソにだまされないようにすること、そして自分で自分にウソをつかないようにすることを学べます。
1つ目のグラフはその中学生の成績の最低点と最高点の間でグラフの縦軸を作っているのに対し、 2つ目のグラフはテストの最低点と最高点の間でグラフの縦軸を作っています。 同じデータなのにここまで印象が変わるのですね。
7しかし、 93%という具体的な数字を出された方が広告の宣伝効果は高くなると思いませんか? このように、数字には強い力があります。
そもそも、統計データというのは、そこにあるだけではただの数字なんですよね。
どこが調べているか これ結構、盲点なんですけど 「どこが調べているか」を確認しましょう。
2.「平均」でだます方法 平均=もっとも標準的な値と思いがちですが全く違います。 2つのグラフは全く同じデータについて表したものなのですが、グラフの作り方が違うのです。
しかしながら、平社員 90人の給料は 400万円、 9人の取締役が 2000万円、社長が 1憶 5000万円、という非常に偏った給料分配だったとしても平均年収は約 700万円になります。
「ビール系飲料」には、ビール系発泡酒や「第3のビール」などが含められていると思われます。
昨年、テレビ、新聞、ネットなどメディア関係者28人へインタビューしたを上梓した長澤秀行さん(インターネット広告推進協議会事務局長)は、この『News Picks』のグラフについて、と述べました。
「平均」とか「相関関係」とか言って数字やグラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。 いってることが違ってやしないか? ある事柄が別の事柄にすりかわっていないか。 それはグラフ全体の一部のみを取り出しているというものです。
4統計が嘘をつく5つの例 1.銃によって殺された子供の数 まずは、トンデモ統計の話から。
検死官の誤判断• しかしこのようなときに忘れずに疑問を持つことで検証可能性を探ることはでき、また答えが分かれば歪みを看破することができます。
趣旨としては、統計や数字を使って人に勘違いさせる方法を知ることにより、自分自身が騙されないように対策しよう、というものです。
また他国と比較してその状況を示すのは、国際情勢のなかで変化が生じる軍事費を考えるうえでは非常に真っ当な方法だと思います。 数値を見る目を養い、自分にとってベストな選択をすることが、本当に優秀な人の条件かもしれません。
11統計で人をだますテクニックが、事例付きで分かりやすく掲載されています。
だって、改革論者にとって「売春婦はたくさんいる」というのが有利なイメージだからですね。
いくつか例を出しておきましょう。
様々な分野で統計が重要となっているなかで、統計を使えるようになるための勉強材料としては最適なレベルになっていると思います。 しかし、極めて右寄りの同紙がこうした作為的なグラフを使いながら細かく防衛費の内容を記していると、防衛費が増えたことを大喜びしているように感じます。 医学っていうのは、本当に全自然科学にまたがっていて、総合自然科学的な感じである、と國松先生の本に書いてあるんですが、社会学もそういう「学際的」な意味では一緒かなとか(まぁ医学は統合、社会学は隙間、という気はしますが) 勝手に一緒にするな、って叱られるかも知れませんが、私的にはこの二つを行ったり来たりしながら読むことで、めちゃめちゃワクワクしてるので、良いことにしてください。
7あまり伸びているようには見えない気がします。
若干グラフは右肩上がりですが、それほど頑張って勉強しなかった子なのでしょうか。
たまたまなんですが、この二つを並行して読むと、めちゃくちゃ面白いです。